ジャクソン・ポロック展 2012/01/21 (Sat)

ジャクソン・ポロックは1947年〜1950年に活躍した抽象画家です
どんな作品かというと

床の上にキャンバスを広げて
色々な色の塗料を

ポーリング（流し込み）

ドリッピング（滴らし）

スパッタリング（撒き散らし）

という絵の具の置き方で絵を作っていきます


（作品の一部です）


メキシコ壁画や、ネイティブアメリカンなどの影響をうけ
誰もしたことのないオリジナルの表現で

プリミティブで躍動感がある作品を求めたポロックは

この手法で
軽やかで自由な空間を表現しました。


賞賛され高名になったポロックですが

その後壁にぶち当たり、思うように描けなくなり
若くして亡くなってしまいます。

酷評を受けて苦悩していたといいます

今回は
その頃の作品も展示してありました
確かに

いかにも派手で新しくは見えなかったかもしれませんが
決して力を失った様にはみえませんでした
私にとっては代表作よりもプリミティブに感じたほどです。

それでも
理想の高いポロックには辛かったのでしょうか…

私はポロックには
もっと図太く
いい加減なオヤジになって
すごーく長生きして
いっぱい描き散らして欲しかったです

そうしたらもっと評価してもらえたのかもしれませんよね。


良いものをたくさんみせてもらいました


抽象画は見る方も描くほうも
自由に感じることができるので楽しいです


なんだかよく解らない…と敬遠されがちですが

抽象画もぜひ展覧会で直接観てみてください
印象がかわりますよ

是非オススメします。

ポポロンさんのウクレレLive 2010/11/11 (Thu)

ポポロンさんのウクレレLive
 
隠れ家ギャラリーえん
 
日時　11月12日（金）　20:00～

料金　投げ銭制

楽しくって、面白くって、かわいくって、ゆるくて、

みんなも歌える、そんな素敵なウクレレライブがあります！

是非、ご覧ください！

 

ポポロンさんプロフィール

名古屋を中心に、ライブハウスだけでなく、カフェ、画廊、

助産院、幼稚園、小学校、福祉施設、お寺などでウクレレの

弾き語りライブを行っている。 コミカルな唄からシリアスな

唄まで、すべてオリジナルの幅広いレパートリー曲を持ち、

子供から大人まで支持されている。

 

ポポロンさんホームページ

http://nagoya.cool.ne.jp/popolonet/

銭湯でのライブイベントでポポロンさんをはじめて見た「えん」のマスターが
「是非うちで！」
とナンパしてしまったほどのいい味出してるポポロンさんです


ある日打ち合わせに来ていたポポロンさんが
ウクレレ突然ライブをしてくれました

そのときは赤ちゃんがいっぱいいたので
やさしくっておもしろくってかわいい歌を歌ってくれました
仕事中の私もすごく楽しくなってしまったのです

是非皆様にもオススメ！！いたします！

個性と人との交わりが命のしるし 2010/10/07 (Thu)

草間彌生さんの作品です
圧倒的な世界観…
この水玉模様は草間彌生さんが物心ついた頃から見えていた様で
幼い頃の作品にも一面に水玉模様が描かれたものがありました。

人には皆、自然ともって生まれたかたちがあります。
それを「普通」という幻想に整え揃えようとすれば
自分を窮屈に折り曲げ、変型させ、不自然な世界に押し込める事になります
その先にはネガティブか最小限の世界観しかありません


しかし、草間さんの作品を見ていると
もって生まれたかたちをそのまま表現することが圧倒的な生命力を持つという事がよくわかります。

いびつなところも、人との交流があってこそようやく「個性」になり得る。
そして、自分の中にあるものを物質界で表現するかしないかで、自分の世界に雲泥の差があることを教えてくれたのでありました。

三味線紙芝居「満月紙芝居劇場」公演６がつ橦木館にて「花子hanako~」 2010/06/16 (Wed)

２０１０／６／６
薄墨の夕暮れから始まりました
橦木館にて

絵本作家の旦那様制作の紙芝居を
舞台出身の奥様が長棹（三味線）を使って弾き語りします

















あとで紙芝居をひろげて全部見せていただきました
















直筆ですよ直筆。。。。
激しい・やさしくて悲しい・たおやかな三味線の音と伊藤さんの迫力の語り口とともに
お話は進みます

















主人公の花子はロダンのモデルになった日本人女性で実在の人物です
海外へ飛び出していったパワフルで数奇な人生を物語にしています

















移り変わりを感じられる　橦木館はいい舞台

















夢や幻想を駆り立てたりして　夢かうつつか























この公演のために　こしらえてもらったおやつをお土産に
いい気分

三輪智栄展～愛らしいモノタチ～ 2009/09/23 (Wed)

同級生だったお友達が
中部圏で個展をしたので
見に行くことができました

最終日の夕方に滑り込みセーフ










染付け・釉裏紅の器、花器
が沢山並んでいました

紅の色が深くて
夕暮れの光の中で
更に不思議な存在感をかもし出していました














とてもリアルで
気になるのです
気にせずにいられない













土の感触

















土の塊に土のとろとろにしたのを付けて焼いたらこうなる。

おもしろい・・・。








なめらかな大きなお皿
そこに描かれる蜻蛉は繊細で儚げです













おおお・・・これは大迫力でした
かっこよかったです
すごく大きなお皿に入魂の蓮。

誰かさんの蓮とは大違い・・・・＾＾；



そして
家族を交えて
いっぱいお話して
いつの間にか夜になっていました
またごはん一緒に食べようね～

とっても楽しいひと時でした